19世紀の終わりにブルース・ロウ氏が発表した古い交配理論である。
イギリスのゼネラル・スタッド・ブックに出てくる根幹牝馬の子孫のうち、
イギリスのダービー、オークス、セントレジャーの勝ち馬を最も多く出したものを
第1族として、以下順に成績によって2・3族と番号(ファミリーナンバー)をつけた。
そして、1・2・3・4・5族を競走族、
3・8・11・12・14族から優秀な種牡馬が出ていることから、
種牡馬族と名づけた。
これらの族を巧みに組み合わせることによって
優秀な競走馬を生産するという理論であるが、
遺伝学的には否定されている。