JRA2011年リーディングジョッキーを最後まで争っていた、
福永祐一騎手と岩田康誠騎手でしたが、
2勝差で133勝をした福永騎手に軍配が上がりました。
福永騎手は、騎手であった父洋一さんと親子2代の快挙です。
洋一さんは、天才ジョッキーとして有名でしたが、
不幸にも落馬事故で重傷をおい、騎手生命を絶たれました。
JRAもこの事故を境にして、
騎手の育成時に柔道を取り入れて体を守る方法を身に着けさせたり、
ヘルメットの改良やプロテクターの装着で
重大落馬事故にならないようにする切っ掛けとなりました。
父親として、騎手の危険さを身をもって知っている洋一さんが、
無事に福永騎手が2011年のレーディングを取ったことに喜んでいると思います。