菊花賞

菊花賞は、サラブレッド3歳の最後のクラッシク3冠レースである。
距離は3000m、JRAの平地競走の中でも数少ない長距離レースである。

ちなみに、
2010年では芝平地全レース1,685レース中、
3000m以上のレースは6競走であった。

JRAのほとんどのレースを占める2600m以下の距離は、
遺伝学や運動生理学から見て、
中距離の能力の範疇と考えられる。

しかし、
3000mを超えると運動生理的に長距離に対応できる能力も必要となる。

このように菊花賞に勝利し3冠馬になることは、
中距離と長距離の両方の能力を持つ証明となり、
名誉であるが大変なことでもある。

今年は、オルフェーヴルがその3冠に挑戦するが、
その結果はどのようになるだろうか。

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